約 5,064,633 件
https://w.atwiki.jp/dm-original/pages/120.html
ウォンデット・メガクラスター UC 水 (5) 6000 クリーチャー:サイバー・クラスター/オリジン ■手札進化―自分の手札から水のクリーチャーを1体選び、このクリーチャーをその上に重ねつつバトルゾーンに出す。 ■このクリーチャーは、バトルゾーンに出たターン中、ブロックされない。 ■W・ブレイカー サイクル 各文明特有の進化方法で進化するクリーチャー。すべてオリジンを持っている。 《開眼者ミケル》 《ウォンデット・メガクラスター》 《奇術王スタイジェン》 《機神装甲ヴァルエレメント》 《大菌王カエン・ガエン》 収録 幻龍編第1弾 作者 天照 評価・意見 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/winterfate/pages/102.html
暗い路地を男がひたすらに逃げていた。 痣のできたその顔は何かに怯えるようにひきつり、せわしなく視線を周囲に巡らせ、肩で息をしながら駆けていく。 男の視界に白い羽が躍り、ヒ、とひきつった声が男から漏れた。 視界に現れたのは、サラリーマン、学生、土建屋、ホストと様々な境遇・職種の服装をした男達の姿。 その衣服や体のどこかに白いガチョウの羽が必ずワンポイントでついていた。 この羽根をつけた男達こそが、彼が逃げている相手であった。 きっかけは些細な事だ。肩がぶつかり男が因縁をふっかけると、あれよあれよという内にガチョウの羽をつけた男達に取り囲まれてしまっていた。 男は腕っぷしにはそれなりの自負があったとはいえ多勢に無勢。痛めつけられほうほうのていで逃げだし、現在に至る。 男の顔が蒼白になり1、2歩後ろへと引き下がると、背中に固いなにかが当たる感触がして慌てて振り返った。 果たしてそこにいたのは、男の逃げ道を封じる男達と同じように、ガチョウの羽をワンポイントでつけた二人の男。無表情で冷たい4つの瞳が男を見下ろしていた。 逃げなくては、と恐怖に支配された男が行動を起こすよりも早く、左右に回った男達によって両腕を捕まれ身動きがとれなくなる。 もがいても喚いても男達は身じろぎ1つする気配がない。 限界まで達した恐怖と混乱から一際大きな叫び声をあげようとした、その時。 チリン、と鈴の音が鳴った。 音がしたのは男の正面。 そこに1つの影がある。 女だ。だが、奇抜な姿をした女だった。 下半身は腰の部分を帯で巻いて止めただけのズボン、上半身は真冬だというのに胸元に巻いたサラシと素肌に着込んだ1枚の上着、そして両手に嵌めた手甲。 何よりも男の目についたのは、額に巻いたバンダナの側頭部の位置に差された1枚のガチョウの羽根。 この女も彼を追う男達の仲間であることは明白だった。 チリン、チリンと女は腰元につけた鈴を鳴らしながら男の方に向かって歩いてくる。 女が近づき顔が鮮明になっていくにつれ、ふと、その顔に既視感を覚えた。 ごく最近、どこかで見たような顔。 男は必死で記憶を掘り起こし、そして思い出す。 男は強請・たかりで食い扶持をつなぐ所謂ゴロツキだ。 今日はある中華料理店で店員をわざと転ばせて自身の服に料理を溢させ強請を行おうと試みた。 目をつけた女の店員にわざとらしくならないよう慎重に足を引っかけたが、その女性はバランス感覚が良かったのか、彼に料理をぶちまける事なく姿勢を立て直し、謝罪とともに離れていった。 目論見が外れ舌打ちをした時、不意に男が視線を感じて振り向いた先にいたのが眼前の女だった。もっとも服装は今のようなものでなく、ジーンズに、ジャンパー、ニット帽などありふれた格好をしていたのだが。 「チンピラ、ゴロツキ、小悪党。どの時代でも似たような輩はいるもんだな。ええ、オイ」 呆れたような笑みを浮かべ、女が口を開いた。 鈴の音と共に女が近づく。 見た目はただの女でしかない。いつもの男であれば怒鳴り散らし凄んで見せるところであったが、散々に痛めつけられ、集団に追いたてられる恐怖を味わった彼に、もはやその気力は残っていなかった。 「な、なんだよお前。あの店の用心棒かよ」 「近からずとも遠からず、ってところか」 なけなしの勇気を振り絞り、男が尋ねると、笑みを浮かべたまま女が答えた。 男は必死に頭を回転させる。 この状況では真っ先に浮かんだ結末は集 団でのリンチ。とにかく惨めでも謝り倒しこの場を切り抜けなければならない。 女が眼前にまで迫る。 まずは謝罪を口にすべきだ、と男が口を開こうとしたその時、突然に男の腹部に衝撃が走った。 何事かと視線を下に向けると、腹部から一本の棒が伸びている。 いや、正確に言うのであれば先端に刃のついた棒状の武器、一般に手戟と呼ばれる類のものが、男の腹部に突き刺さっていたのであった。 「……え?」 男の理性が、自身の置かれた状況を理解する事を拒み、間の抜けた声をあげさせる。 だが、それは無駄な抵抗であった。 痛みが男に突きつけられた無慈悲な現実を教え込む為に体を駆け抜ける。 シャツが血によって赤く染まり、激痛と衝撃と恐怖から男が叫び声をあげようとするも、背後にいたガチョウの羽根をつけた男が手拭いを猿轡代わりにして男の絶叫を止めた。刺されたショックで逆流を起こした血液が口内から溢れて手拭いを染めていく。 何が起こった。何をされた。何故こんな目に。 パニックを起こした男が涙でぼやけた視界で刺した張本人である女を見る。 女は、既に笑みを浮かべておらず、回りの男達と同じ冷たい目で男を見ていた。 「恩にも報い、仇にも報いだ。恨むならあの店を標的に選んだテメエの運のなさを恨みな」 吐き捨てる様に言い放った女が、手戟を持った手を、ぐいっと半回転させながら深々と柄を押し込む。それが致命打となった。 一際盛大に血を吐き出しながら男の視界が暗くなっていく。薄れ行く意識の中、最後にチリン、と鈴の音が鳴るのを聞いた。 ◇ 「……で、アサシンはどこなんです、副長さん」 泰山と書かれた既に灯りの落ちた看板の中華料理屋からそう遠くない路地裏で白髪の男が赤い髪の女性に問い詰められていた。 腰に手をあて、訝しげな表情で睨む女性に対し、副長と呼ばれた白髪の壮年男性は少々申し訳なさそうな表情を浮かべている。 「あー、その、美鈴の姐さんの方から念話って奴で大将に聞いてみちゃあいかがですかね?」 「呼んでも返事がないから聞いてるんです! 仕事の途中でいなくなるから抜け出す訳にもいかないし、何か聞いているんですよね?」 美鈴(メイリン)と呼ばれた女性が不機嫌そうに半目で睨むと、気まずそうに副長は頭を掻きながら視線を美鈴から外す。 アサシンのマスター、紅美鈴。それが彼女の名前である。 幻想郷と呼ばれる異世界で吸血鬼の住ま館の門番をしていた彼女はどういう訳かこの聖杯戦争の参加者として呼び出されてしまったのだ。 一刻も早く館に帰りたい気持ちを抑えつつ、本格的な戦争が始まる前の働き口として中華料理屋で働いているのだが、その最中に客を装って入っていたアサシンが姿を消し、連絡が取れなくなってしまったのだった。 その代わりと言わんばかりに店にやってきた、アサシンが副長と呼んでいる男に対し仕事が終わった今こうして詰問をしているのが現在の状況である。 「あんまりウチの副長を苛めてやんねーでくれや美鈴。そいつにゃ俺が席を外すからって警戒の任務を命じただけだからよ」 不意に美鈴に声がかけられ、チリン、と鈴の音が鳴った。 声の元にいたのは、ジャケットにジーンズ姿でガチョウの羽が添えられたニット帽を被った女性。 少し前に、一人のゴロツキを殺害した女性がその場に立っていた。 「……アサシン」 「そんな怖い顔で睨むなって。おう、ご苦労だったな副長。もう持ち場に戻っていいぜ」 「へい、それじゃあ自分はここで。美鈴の姐さんも、失礼いたします」 不機嫌さを露にした視線を軽く流し、アサシンと呼ばれた女サーヴァントが命令すると、副長――彼女の宝具の1つ――はホッと胸を撫で下ろしながらアサシンと美鈴にそれぞれ一礼をして夜の闇へと溶け込んでいった。 「どこに行ってたんです?」 「野暮用だ。気にする程の事じゃねーよ」 非難がましいニュアンスのこもった美鈴の問いに軽薄な笑みを浮かながらアサシンが答える。 無論、その言葉だけで不問にする程、美鈴も人がいい訳はない。アサシンに対して疑惑の視線が向けられる。 「あのゴロツキみたいなお客さんに何かした訳じゃないですよね」 「勘がいいね美鈴は」 アサシンがいなくなってから抱えていた懸念を美鈴は口にすると、アサシンは笑みを浮かべて肯定の意を示す。 今日、仕事での配膳中に美鈴はゴロツキめいた風体の男にワザと姿勢を崩されそうになった。 バランス感覚が優れていた事もあり転倒や料理を溢す事はなく事なきを得たのだが、その時にアサシンが一瞬だけ不穏な気を放っていたのを覚えていたのだ。 アサシンの肯定に対し、美鈴は"やっぱりか"と言わんばかりに額に手をあてた。 「ま、これであのチンピラはもうこの店に来る事はないだろうさ、トラブルの種がなくなって何より何より」 「……殺したりなんかしてないですよね?」 「ん? 殺しちゃマズかったのか? あんなの生かしとく理由もねーだろ」 あっけらかんと殺人を行った事を告げるアサシン。 それに対して美鈴は「あああぁぁぁぁぁ……」と脱力の声を漏らしながら両手で顔を覆ってしまう。 「あれか、殺しがバレて疑われる心配ならねえぞ。今ごろ奴さんは野郎共に運ばれて冬木の海に石と一緒に沈んでる頃合いだろうしな、少なくとも死体は見つからんだろ」 「さらっと恐ろしいこと言わないでください!」 HAHAHA、とあっけらかんとした態度を見せるアサシンに対し、美鈴は目眩を覚える。 気にくわない相手であれば躊躇うことなく殺害するアサシンの苛烈にすぎる気性は彼女と同郷の出身である美鈴も知識としては知っていたのだが、まさかこうも簡単に人一人を殺してのけるなどとは、美鈴の予想の範疇外であった。 「他のマスターやサーヴァントが探索しているかもしれないのに軽率な真似は控えてくださいよ。いくら隠密性に優れたアサシンのクラスだからって、何が切欠で捕捉されるかわかったもんじゃないんですよ?」 「あー、確かに俺は暗殺が本業って訳じゃなかったしなあ。わりーわりー、次はそこら辺ももう少し気を付けとくさ」 「ひ・か・え・て・く・だ・さ・い! なんで次もやる前提なんですか!?」 スキルによる微量の精神汚染のせいか話が通じるようで通じない。 断片的に話が通じる事は、完全に話が通じない事よりもある意味では質の悪いことなのだと美鈴は改めて認識し、頭痛を覚える。 「今、呂蒙将軍の気持ちがよくわかりましたよ私は……」 「う、子明の話は出すなよ。あいつにゃ色々と迷惑かけたと思ってんだからさ」 呂蒙という男の名を出され、アサシンがバツの悪そうに視線を逸らす。 傍若無人に見えるアサシンの数少ない泣き所の1つであろう事は見てとれた。 「こちらとしてはこんな事で貴重な令呪を消費したくないですし、せめて本格的に戦争が始まるまでは大人しくしていてください。お願いですから」 「へいへい、しょうがねえなぁ」 令呪の使用も美鈴が検討していると知ってか、アサシンは不承不承頷く。 反省する素振りの見えないアサシンに対しどこまで信用したものかという思いがが美鈴の胸中を駆け巡り、精神的な疲労がずっしりと体にのしかかる。 (鈴の甘寧、性別は違ったのに性格は本に書いてあったのと一緒なんだもんなぁ) 昔に読んだ三國志に記載されていたアサシンの活躍や凶行、振る舞いを思い出し美鈴は項垂れる。 将としては知勇に優れ大胆不敵、一方で殺人を好む性や主君の縁者にすら噛みつく好戦的な気性を併せ持つ彼女は決して扱いやすい人物ではない。 その英雄性が本の通りであったことが美鈴の幸運であったならば、問題のある人格もまた本の通りであったことは美鈴の不幸だったであろう。 ざっくばらんとした性格は嫌いではない。嫌いではないが、この周囲の人間を振り回しに振り回すこの行動力と勝手気ままで血気盛んな性格はどうにかならないものかと、大きくため息を吐く。 せめてここから先はこんな事が起こらないようにと祈りながら、美鈴はアサシンを伴って帰路につく。 チリン、チリン、とアサシンと美鈴、それぞれがつけている鈴が冷たい夜の風に揺られて涼やかな音を立てた。 【クラス】 アサシン 【真名】 甘寧 興覇 【出典】 史実(後漢末期、中国)、 三国志演義 【属性】 混沌・中庸 【ステータス】 筋力C 耐久D 敏捷B 魔力D 幸運C 宝具D 【クラススキル】 気配遮断 C- サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。 完全に気配を断てば発見する事は難しい。が、身に着けている鈴の音は聞こえる。 【保有スキル】 勇猛 B 威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。 また、格闘ダメージを向上させる効果もある。 仕切り直し C 戦闘から離脱する能力。 また、不利になった戦闘を戦闘開始ターン(1ターン目)に戻し、技の条件を初期値に戻す。 単独行動 D マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。 ランクDならば、マスターを失っても半日間は現界可能。 精神汚染 D 殺人嗜好を持ち、話が通じるようで通じない。人格面がキ○ガイに片足くらい突っ込んでいるのは呉ではよくある事。 他者との意思疏通ができないほど致命的ではない反面、精神干渉系魔術への耐性も微々たるものとなっている。 【宝具】 『濡須口決死隊(白羽、夜陰に舞う)』 ランク D 種別 対軍宝具 レンジ 1~1000(召喚した決死隊の最大行動範囲) 最大補足 100 アサシンの現界と同時に濡須口の戦いにて彼女と共に夜襲をかけた100人の決死隊を召喚し、独自に行動させることができる。 100人の決死隊は単独行動 D、気配遮断 Dを持ち、装着したガチョウの羽を模した通信機型中華ガジェットにより即時の連携とアサシンや他の決死隊との情報共有が可能。 決死隊は名を残す程の英雄ではなく、全てのステータスもEランク、殺害された場合は消滅し聖杯戦争中の再召喚は出来なくなるが、相手の陣地へ襲撃を行っている場合に限り"濡須口を襲撃した甘寧と決死隊は犠牲者を出さずに帰還した"という逸話から、致命傷を受けて消滅したとしても撤退扱いとなり襲撃終了後に再召喚される。 アサシンが死亡、あるいは消滅した場合は連鎖して決死隊も消滅する。 【Wepon】 手戟×2 【人物背景】 三国時代の武将。 若い頃はならず者を寄せ集めてヤクザ紛いの自警団を結成していた。 当初は劉表、そしてその配下である黄祖に仕えていたが冷遇を受け耐えかねた結果、敵対勢力である孫権軍へと逃亡。『天下二分の計』を提唱するなどして、孫権から気に入られる。 その後は各所で武勇と知略を大いに奮い関羽や張遼といった豪傑を相手取って活躍を見せ、その中でも宝具に昇華された濡須口での襲撃戦での大勝は主君である孫権に「曹操には張遼がいるが、私には甘寧がいる。これは釣り合いがとれていることだ」と称賛を浴びるまでに至った。 その後の記述はなく、病死したとも、夷陵の戦いにおいて命を落としたとも言われている。 ……というのが表の話であり、その正体は女性である。 どれだけ活躍をしても劉表軍での評価が芳しくなかったのは儒教文化が根強く、女性の立身出世自体が好まれなかった事に他ならない。 性別に関わらず厚遇してくれた孫権には忠誠を誓っており、晩年の迷走には深く心を痛めている。 性別を理由に自身を貶す相手にはいっさいの容赦がなく、例え上司からキツく殺さないように言い咎められても構わず殺す程度には冷酷。 【特徴】 日焼けした小麦色の肌とハネの目立つ黒髪のショートカット、額には赤いバンダナを巻き、中華ガジェットでもあるガチョウの羽をアクセサリとして身に付けている。 中肉中背の引き締まった体つき。普段は白地のシャツにジャンパー、ジーンズを着用。腰元には鈴をつけている 戦闘の際は下半身は足首まで覆うズボンを腰帯で止め、上半身は手甲と胸元が大きく開いた上着を羽織り、胸部はサラシで押さえている。巨乳。 【サーヴァントとしての願い】 特に考えていないが殿(孫権)に献上すれば喜んでくれるかな? 【マスター】 紅美鈴@東方project 【能力・技能】 気を使う程度の能力 気配りが上手いという意味ではなくオーラ、気と呼ばれるエネルギーを使う能力。 美鈴はこれを主に弾幕として体外に放出して使用したり、太極拳・八極拳などを取り入れた肉弾戦に併せて用いる 【人物背景】 吸血鬼の当主が住む紅魔館という建物の門番にして正体不明の中国妖怪。 性格は穏和で人当たりが良いものの暢気な一面もあり門番として優秀かと問われると疑問が出る場面も見受けられる。 自ら能動的に人を襲うことは滅多になく紅魔館のイメージアップにも貢献しているとか。 【マスターとしての願い】 聖杯に興味なし、紅魔館に帰る手段が勝ち残るしかないなら戦う。
https://w.atwiki.jp/minnasaba/pages/1230.html
【元ネタ】- 【CLASS】アサシン 【マスター】 【真名】エミヤ 【性別】男性 【身長・体重】175cm・63kg 【属性】混沌・悪 【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷A+ 魔力B 幸運E(EX) 宝具B++ 【クラス別スキル】 気配遮断:A+ 自身の気配を消すスキル。 発動すれば、サーヴァントであっても感知はほぼ不可能となる。ただし、攻撃時には効果が大幅に薄れてしまう。 単独行動:A 本来であればアーチャーのクラス別スキルとなる。単身での行動に生前から慣れていた彼に与えられたスキル。 マスターからの魔力供給がなくとも、最大で一週間程度の現界が可能となる。 【固有スキル】 魔術:B 魔術を修得している。 翻って、魔術を知るが故に魔術師を殺す術に長けている。 本スキルのランクは、本来であればキャスターとの戦闘時には各種判定のボーナスとして働く。 聖杯の寵愛:A+ 何処かの時代の大聖杯そのものに、彼は深く愛されている。 その愛は世界最高の呪いにも等しい。 本スキルの存在によって、彼の幸運ランクは規格外なまでに跳ね上げられている。特定の条件なくしては突破できない敵サーヴァントの能力さえ突破可能。 ただしこの幸運は、他者の幸福を無慈悲に奪うものでもある。 彼自身は本スキルの存在に気付いていないし、時折聖杯から囁きかけられる「声」も耳にしてはいない。 スケープゴート:C 戦場を生き抜く狡猾なテクニックの集合。 【宝具】 『時のある間に薔薇を摘め(クロノス・ローズ)』 ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1~10 最大捕捉:1人 クロノス・ローズ。 時は流れ、今日には微笑む花も明日には枯れ果てる。 自身の時間流を操作する能力。 生前の彼が有していた能力にして技術であり、家系に伝わる魔術研究であった「時間操作」を戦闘用に改良した「固有時制御(タイムアルター)」を基礎としている。 時間流の加速によって高速攻撃や移動を行い、減速によってバイオリズムを停滞させて隠形を行うのが通常の使用方法。 宝具として昇華されたこの力により、彼は対人戦において無敵とも呼べる超連続攻撃を可能とする。 『神秘轢断(ファンタズム・パニッシュメント)』 ランク:C+ 種別:対人宝具 レンジ:0~2 最大捕捉:1人 ファンタズム・パニッシュメント。 自らの起源である「切断」「結合」の二重属性の力が込められたナイフ。 魔術回路ないし魔術刻印、或いはそれに似たモノを体内に有する相手に対して致命的なダメージを与える。 通常時攻撃に使われているナイフと同一。 真名解放によって真の能力が発動するが『FateGO』では基本的に使用されない。 【解説】
https://w.atwiki.jp/cafedeanri/pages/70.html
スキル考察シーフ アサシン アサシンクロス スキル考察 独断と偏見によるスキル評価・コメント 評価は★が多いほど高くなります。 シーフ シーフスキル・パッシブ スキル名 評価 コメント ダブルアタック ★★★★★ 特別な理由が無い限り10まで取るべき。 回避力増加 ★★★★★ これも10取得一択。 シーフスキル・アクティブ スキル名 評価 コメント インベナム ★★★☆☆ 地味なスキルだが使える。 スティール ★★★★☆ これがあると効率良くアイテムを収集出来る。 ハイディング ★★★☆☆ 使用頻度こそ高いものの、多くても5程度あれば十分。 解毒 ★★☆☆☆ 使用頻度は少ないが、取っておいて損は無いかも。 シーフスキル・クエスト スキル名 評価 コメント 石拾い ★★★☆☆ 取得するなら石投げとセットで。 石投げ ★★★☆☆ SGの氷割りやノビ育成壁用に。 砂まき ★☆☆☆☆ まるで使いようが無い。 バックステップ ★★★★☆ 緊急回避用。使いこなせば安定度がガラッと変わる。 アサシン アサシンスキル・パッシブ スキル名 評価 コメント 右手修練 ★★★★☆ 取るならLv5一択。二刀アサなら★+1 左手修練 ★★☆☆☆ 取るならLv5だが、右手と違いこちらは無くても何とかなる。 カタール修練 ★★★★☆ カタール使いなら是非高レベルを。二刀型でもグリムの威力底上げに。 アサシンスキル・アクティブ スキル名 評価 コメント ソニックブロー ★★☆☆☆ いまいち使いにくいが、EDPや魂と合わせるなら★★★★★ グリムトゥース ★★★★★ PT時や他人がいる場では使いづらいが、強力なスキルでもある。 ポイズンリアクト ★☆☆☆☆ 使用前提が厳しい上に、無くても問題無い。 ベナムスプラッシャー ★★☆☆☆ 強化されたおかげで少しは使えるように?でもやっぱり使いにくい。 ベナムダスト ★★★☆☆ 散布した毒は基本毒化率100%。特に二刀アサだと出番あり。 クローキング ★★★★☆ ソロでの狩場移動時などで大変重宝する。10まで取る必要は無いかも。 エンチャントポイズン ★★★☆☆ 狩場によっては常時使用しておきたい場所もある。対人戦でも出番あり。 アサシンスキル・クエスト スキル名 評価 コメント ソニックアクセラレーション ★★★☆☆ ソニックブロー使いならば迷わず取得すべき。使わないならば不要。 ベナムナイフ ★★☆☆☆ 基本的に石投げで事足りてしまう為、影が薄い。 アサシンクロス アサシンクロススキル・パッシブ スキル名 評価 コメント カタール研究 ★★★★★ カタール使いならば何が何でも5を取得すべき。 アサシンクロススキル・アクティブ スキル名 評価 コメント ソウルブレイカー ★★★★★ その使い勝手の良さ、そして高い威力は他職から反則的とまで言われるほど。10取得推奨。 メテオアサルト ★★★☆☆ アサシン唯一の前提条件無しで使える範囲攻撃だが、使いこなすには試行錯誤が必要。 クリエイトデッドリーポイズン ★★★☆☆ 取るなら勿論EDPとセットで。 エンチャントデッドリーポイズン ★★★★☆ 通称EDP。費用はかかるが非常に強力。対BOSSや対人戦で。 その他、ソニックブロー、グリムトゥース、ソウルブレイカーに関しては 専用の別ページを用意している為、もし興味があるのであれば覗いてみてくださいませ。 アサシン・ソニックブロー考察 アサシン・グリムトゥース考察 アサシン・ソウルブレイカー考察
https://w.atwiki.jp/blackcat9605/pages/42.html
PS3所持タイトル一覧(50音順) ※×〇は所持数 2015 4/24現在所持 115タイトル .hack//Versus DMCデビルメイクライ DOA5U FIFA10 FIFA12 FIFA13 KOF13 P4U P4U2 アーシャのアトリエ アサシンクリードⅢ アナザーセンチュリースエピソードR イマビキソウ インファマス ヴァンキッシュ ヴァンパイアリザレクション ウィニングイレブン2011 うみねこのなく頃に エクストルーパーズ エスカ&ロジーのアトリエ エルシャダイ エンチャント・アーム オールスター キャサリン キャッスルヴァニア キラーイズデッド ギルティギアイグザードサイン クロスエッジ コールオブデューティー ブラックオプス コールオブファレスザ・カクテル サイレン シューティングスタジオ シュタインズゲート ショーンホワイトスケートボード ジョジョの奇妙な冒険オールスターバトル スーパーロボット対戦OGサーガ魔装機神Ⅲ ストリートファイターⅣAE スナイパーゴーストウォーリアー2 スプリンターセル ブラックリスト セインツゥロウ3 ソウルキャリバーⅣ ゾーンオブザエンドレス ダークセクター ダンジョン&ドラゴンズ ティアーズ・トゥ・ティアア外伝 テイルズオブエクシリア テイルズオブエクシリア2 デッドアイランド デッドライジング2 デモンズソウル テュロック トゥームレイダー トーキョージャングル ドラゴンクエストヒーローズ ドラゴンズクラウン ドラゴンズドグマ トリニティ ジルオールゼロ トリニティ・ユニバース ナルト疾風伝ナルティメットストームジェネレーション ニンジャガイデン3 ニンジャガイデンΣ ネバーデッド ノーモアヒーローズ レッドゾーンエディション バイオニックコマンドー バイオハザード オペレーションラクーンシティ バイオハザード リバイバルセレクション バイオハザード5 オルタナティブエディション バイオハザード6 バイオハザードリベレーションズ バイナリードメイン バットマンアーカムシティ バレットストーム ファイナルファンタジー13 ファイナルファンタジー13-2 ブラーレーサーズ ブレイブルーコンティニュアシステム ブレイブルーコンテニュアシフトエクステンド フロントミッションエボルヴ ホークス マスエフェクト3 マックスアナーキー ミラーズエッジ みんなのGOLF5 みんなのGOLF6 メタルギアソリッド4 メタルギアライジング ライズフロムレア ライトニングリターンズ ファイナルファンタジー13 ラストリベリオン レッドファクションゲリラ ロストプラネット ロストプラネット ロストプラネット2 ロボティクスノーツ ロリポップチェーンソー ワンピース海賊無双 圧倒的遊戯ムゲンソウルズ 街スベリ 機動戦士ガンダムエクストリームエクストリームバーサスフルブ 劇場版マクロスf 剣と魔法と学園モノ。2G 時と永遠 実況パワフルプロ野球2010 初音ミクプロジェクトディーヴァF 戦国BASARA3 宴 大神 絶景版 第2次スーパーロボット大戦OG 鉄拳6 鉄拳タッグトーナメント2 鉄拳ハイブリッド 北斗無双 魔界戦記ディスガイア4 龍が如く4 伝説を継ぐもの 龍が如く5 龍が如くTHE DEAD
https://w.atwiki.jp/aciii/pages/34.html
アヴリーンの時代(18世紀) アサシンクリード 3 レディ リバティにおけるアヴリーンの時代の登場人物紹介です。人物の画像はクリックすることで拡大できます。 シリーズ作品の重大なネタバレがあります。閲覧の際には十分注意してください。 ■アサシンと協力者アヴリーン・ドゥ・グランプレ(CV 甲斐田裕子) コナー・ケンウェイ(CV 浪川大輔) アガット(CV 小山力也) エリーズ・ラフレール(CV 行成とあ) ■その他ジェラール・ブラン(CV 加瀬康之) フィリップ・オリヴィエ・ド・グランプレ(CV 谷口節) マドレーヌ・ド・リスル(CV 小山茉美) ■アサシンと協力者 +アヴリーン・ドゥ・グランプレ アヴリーン・ドゥ・グランプレ(CV 甲斐田裕子) 裕福なフランス人商人の父と黒人の母の元に生まれたハーフの女性。 幼い頃に母親が失踪し、父親のフィリップ、継母のマドレーヌと共に“レディ” として暮らしていた。表向きは貴婦人として過ごすアヴリーンだったが、奴隷解放のために暗殺に手を染める「アサシン」としての裏の顔を持っていた。 特権と格差の社会で育った彼女は、奴隷制度を憎むようになる。1759年、アサシン教団の導師アガットに師事し、教団に列した。そして、テンプル騎士団が“同志”と呼ぶ者が探し求めている、“預言の円盤”を巡る対立に巻き込まれることとなる。 +コナー・ケンウェイ コナー・ケンウェイ(CV 浪川大輔) イギリス人の父とモホーク族の母を持つ寡黙な青年。彼の生まれ育った集落が植民地人によって焼き払われたことで、アサシンとしての道を歩み始める。 +アガット アガット(CV 小山力也) 元奴隷であるが、牢獄から脱走しアサシン教団の導師となった。ニューオリンズのアサシンを統括する立場にある。 彼はアヴリーンの師ではあるものの彼女の衝動的に行動する性格に否定的であり、彼女が自分に相談無しに事を起こす事を嫌う。 +エリーズ・ラフレール エリーズ・ラフレール(CV 行成とあ) バイユーで密輸を生業としている女性。冷笑主義的で気まぐれな性格であるが、アブリーンにカヌーなどを提供してくれる。 本人は密輸人という役職で呼ばれることを嫌っており、呼ばれるならせめて「沼地の女王、罪無き者の守護者、カヌーの講師にして貿易の王者」がいいらしい。 ちなみに目の前でワニをアサブレ1本で撃退したアヴリーンのことは「沼地の覇者」と呼んでいる。 ■その他 +ジェラール・ブラン ジェラール・ブラン(CV 加瀬康之) アヴリーンの婚約者。 フィリップの元で貿易業者として働く青年だが、その正体はアヴリーンと同じアサシン。 下準備や情報収集のほか、貿易業者としての腕も優秀なものの、しゃべるときに「その……」「えっと……」等オドオドした話し方をするためいまいち凄さを感じられない。 +フィリップ・オリヴィエ・ド・グランプレ フィリップ・オリヴィエ・ド・グランプレ(CV 谷口節) アヴリーンの父親。 +マドレーヌ・ド・リスル マドレーヌ・ド・リスル(CV 小山茉美) アヴリーンの継母。
https://w.atwiki.jp/2jiseihaisennsou2nd/pages/203.html
――「方舟」内部仮想空間の街中に建つ、24時間営業のファミレス。 その外からすぐ見える場所にあるテーブル席に、黒ずくめの男と女が座っていた。 「こちらご注文のチョコパフェと、ブラックコーヒーでーす」 「うわあー、ありがとうございますー。おいしそう! 都会はすごいねー」 「頂こう」 かわいいフリルのついた服を着たウエイトレスが注文の品を運んでくると、 男はゆっくりとブラックのコーヒーを口にし、女は楽しそうにパフェを食べ始めた。 二人とも黒の衣装が似合っており、一見すれば親子に見えるかもしれない。 ただ、この二人だけでは不思議と違和感がないものの、 もしこの場に第三者が加われば、その第三者から見た彼らの印象は違ったものになるだろう。 「ちょーおいしいよー。久我さんも一口どうー?」 まず女の方。黒の帽子に黒の女学生服、 綺麗な黒の長髪にくすんだ赤目を持つこの少女は、明らかに上背が高い。 座っている上、対する男の身長も190近くあるから目立たないが、 立てば2m近いその身長は、ハイライトの見えにくい赤目も手伝って威圧感を与える。 魔女や吸血鬼の類と間違われてもおかしくない程度にはその外見印象は鋭利だ。 もっとも今パフェをおいしそうに食べるその姿から分かるように、 本人は自分の印象はあまり気にしておらず、性格も印象とは正反対に純朴な子供っぽいものだが。 「遠慮しておこう」 そして男の方。黒の上着に黒のズボン、 浅黒い肌に肩口までの黒の真ん中分け髪を後ろに垂らし、小物や靴まで黒い。 おそらくパンツすら黒で統一している。 パッと見の黒さで言えば、彼は向かいに座る少女よりはるかに上だ。 さらに、少女の楽しげな雰囲気である程度中和されているが、男の背負うオーラも非常に黒い。 少し余裕のある服を纏っており深くは見えないものの、肌を晒している部分だけでも、 彼が格闘家として――あるいは裏の闘士として鍛えられたことが分かる。 柔軟かつ硬度のある質のいい筋肉。落ち着いた佇まいも、風格を漂わせていた。 「えー。せっかくの祝勝会なのにー」 「祝勝会ではなく、勝利祝いだ、トヨネ。まだ我々は優勝したわけではないぞ」 そして――二人の関係は当然のごとく、ペアルックを楽しむ親子などではない。 黒ずくめの男、久我重明は、マスターである姉帯豊音が この仮想現実で行われる聖杯戦争を勝ち抜くために喚び出した、サーヴァントなのだ。 「全く……敵の只中で食事を取る豪胆さ、呆れるほどだ」 「ねーねー、これ終わったら洋服見に行っていいかなっ。お洋服、見るの好きなのよー」 「トヨネの体格では着れる服は売っていないと思うが?」 「女の子はねー、実用性とウインドウショッピングは別カウントなんだよー」 「そういうものなのか」 「久我さんの服も選んであげよっかー?」 「遠慮しておく」 「だめだよー。マスター命令ー。久我さん服装ちゃんとしたら、もっとかっこいいよー」 「クク、面白いことを言う……」 「面白いー? でもちょーかっこよくなると思うよー」 「気配遮断スキルが弱くなるが……まあ試着ならいいだろう。これが終わったらな」 「うんー。これが終わったらね!」 ニコリと笑いあう黒の男女。朗らかな雰囲気。 そこへ、先ほどのウエイトレスがせわしなさそうにやってきて、言った。 「あの、お待たせしてすいません。追加のご注文をお届けにきました」 「えー? 頼んでないよー?」 「……」 「いえ、でも――お望みなんですよね? 殺し合いを」 言葉尻までが二人の耳に入った瞬間。 世界はスローモーションになる。 「――届けにきたのは、あなたたちの死ですよ」 ◆◇◆◇ ガラスにヒビ、が入ったのを、久我重明の目は確認した。 外側から、内側に向かって。 なんらかの衝撃が加わり。蜘蛛の巣状に、闇夜と室内を隔てる薄いガラスがひび割れていく。 その中心部。から。現れたのは。足であった。音のしない、平靴の足裏。 いわゆるキック――。飛び蹴りである。 アサシンのクラススキル「気配遮断」により。攻撃態勢に移る寸前まで窓の外で、待機していた。 のだろう。 「フンッ」 足。 座った状態から。テーブルの支柱に向かって。久我重明は薙いだ。 テーブルを。支柱が即座に折れて。跳ね上げる。 板面を。丁度。差し込む。姉帯豊音と、これより彼女の方へ飛びゆくガラス片の間へ。 そうしながら。自分へと飛んでくるガラス片。一つずつ、指で弾く。 弾く。掴んで弾く。 弾く弾く弾く弾く弾く。 悠長にすぎる、行為である。 「貰った――首ッ!」 アサシンの声。 そして、 「ぐえー」。 と姉帯豊音の声。 テーブルがぶつかったか。ガラスよりマシだ。 久我重明は窓のあった方を向いた。ぎらり。光ったのは、ダガー。 キック。およびガラスの破壊は、つまり、陽動。 すでに握りこんでいたダガー。店内へと入る勢いで。久我重明の喉に突き立てる。これが本命。 できると思ったのか。この久我重明に。 「あいたた……うんー。早いねえ」 そして。 姉帯豊音に。 「おっかけるけどー。とおらばー、リーチ」 ――マスターがそう詠唱した瞬間、久我の体感時間はさらに引き延ばされた。 敵に先手を取らせてからでも先手を取り返せるスキル――「追い込みの美学」の発動である。 もともと久我重明が持っていた高い見切りの能力は、 姉帯豊音がマスターとして自身の能力「先負」を注ぎ込むことによってスキルの域となり発現した。 相手アサシンからしてみれば、不可解にすら思えただろう。 ガラスで目をくらまし、ダガーで暗殺しようと思ったら。 次の瞬間には久我重明の拳が、自らの顎部を打ちぬいているのだから。 顎。への、何の変哲もないストレートな突きだ。 しかしほぼ水平に飛び込んできた相手に対してこの一撃。アッパーに等しい。 そして久我重明の拳は破壊の属性を持っている。 見よ。名も分からぬアサシンの顎は、今やW字に凹んでしまっていた。 相手のダガーは左で相手の腕をずらし回避済み。 それはソファーに突き刺さる。スポンジに何か染み込む音。毒塗りの刃か。 やはり毒使い。だが、甘い。 「なんで」 呆然と。パフェとコーヒー。 先の食事に速功性の麻痺毒を仕込んだのだろうウエイトレスが、奇襲を捌かれて疑問の声を上げた。 ばらばらばら。飛散したガラスが床に落ちると共に、時間間隔が元に戻っていく。 顎を砕かれたアサシンも床に落ちた。すでに意識はない。騒ぎにNPCが逃げ惑う中、 久我重明は言った。 「飲むフリをしていただけだ」 「……!?」 「気を修めている。嫌な匂いは少しばかり分かる。カップに口をつけていただけ」 「……ッ!! で、でもそっちの女はパフェを」 「食べたよー。アイスの部分だけ、ね」 身体に覆いかぶさったガラスまみれのテーブルを跳ねのけ、姉帯豊音は間延びした声。 「アイスだけ……!?」 「NPCの大量殺戮は禁止でしょー。そしたら、ファミレスのアイスサーバーに毒を入れたら危ないよね。 毒を混ぜるなら、チョコソースだよー。だから、ソースだけ避けて食べてたの」 「んなっ」 「前にみんなと一緒にファミレス行っておいてよかったよー。アイスサーバーって、ちょーすごいよねー」 つまり、ウエイトレスとアサシンの奇襲は最初から予測されていたのだ。 わざと罠にかかったふりをして、追い込みの美学で返り討つための――いや、 むしろサーヴァントと二人でこんな無防備を、さも狙ってくださいといわんばかりに晒してたところから。 もっと言うなら、このファミレスに敵がいることさえ、見破られていた? どこから? どこから目の前の二人は、自分を殺すつもりだった? 「あっ、アサシンッ!! 令呪を以って命ずる、起き――」 「悪あがきはよくないよー」 ぐさり。鋭いカカトがアサシンの喉に入った。 久我重明の残酷な一撃はアサシンの喉を折り、絶命させるに十分なものであった。 アサシンは絶命した。 本来、アサシンのサーヴァントは。 初撃を躱され、敵に発見されれば、あまりにも脆い。 「……あ……」 ウエイトレスは現実を直視し、言いかけていた言葉を宙ぶらりんで霧散させ、 ただすべての望みが絶たれた表情をしながら、先ほどまで殺そうとしていた二人を仰ぎ見た。 仰ぎ見るしかないのだ。 黒ずくめの二者は、ウエイトレスよりはるかに高い。 身長も。能力も、そして、覚悟も。 「あた……あたしの、願い、が……」 「さて。終わったぞトヨネ。早く」 「うんー。ねえ。サイン、くれるかな?」 「……え……?」 長い黒髪の女の方が、突然サイン色紙とペンを取り出して、ウエイトレスに向けた。 「なっ……何を言って……サイン?」 「うん、サインだよー」 意味が理解できないウエイトレスが問うと、 さもそれが当然であるかのように姉帯豊音は繰り返し、そして続けた。 「倒した人には、サインを貰うことにしたんだよー。……倒したことを、忘れないように」 「……あんた……ばっかじゃ、ねーの」 「ちなみにあなたで3枚目だよー」 「あー……そりゃ勝てないわ……」 サーヴァントを失ったマスターは消滅する。 しかしその前に、姉帯豊音はマスターにサインをねだるのであった。 忘れないように。自分と同じように願いを持っていた人の存在を、忘れぬように。 ◆◇◆◇ 「場所を変えるぞ、トヨネ」 「うんー、そうだね。少し目立ちすぎちゃったよー。まさか外から飛び込んでくるとはねー」 「洋服屋はまた今度でいいな? 闇に紛れる必要がある」 「さすがに騒ぎを起こしたあとにウインドウショッピングは楽しめないよー。久我さんも、消えてー」 「うむ」 久我重明はアサシンのクラススキル、気配遮断で闇にまぎれる。 黒ずくめの二人は裏路地を駆ける。 ファミレスから遠ざかる。行き先は未定だ。 姉帯豊音は貰った3枚目のサインを鞄にしまうと、なるべく音を立てぬよう、走る速度を上げた。 「……勝ち抜くんだよー。そして、帰る。みんなのところへ」 夜闇へと消えながら小さくつぶやいた大きな少女を、中天の大きな月が見下ろしている。 【クラス】 アサシン 【真名】 久我重明@餓狼伝 【パラメーター】 筋力C 耐久B 敏捷A 魔力E 幸運C 宝具E 【属性】 混沌・悪 【クラススキル】 気配遮断:D+ 自身の気配を消す能力。 完全に気配を断てばほぼ発見は不可能となるが、攻撃態勢に移るとランクが大きく下がる。 黒ずくめの衣装のおかげで夜の間のみ2倍の効果(Bランクと同等)を得る。 【保有スキル】 追い込みの美学:E 敵に先手を取らせ、その行動を確認してから自分が先回りして行動できる。 本人の持つ見切り能力にマスターである姉帯豊音の「先負」の能力が混ざった結果得たスキル。 単独行動:C マスター不在・魔力供給なしでも長時間現界していられる能力。 Cランクならば1日は現界が可能。 黒の空手:A+ 闇の空手家、久我重明が極めた破壊に特化した空手。攻撃部位に与えるダメージを上昇させる効果があり、 久我を相手にするサーヴァントは耐久のステータスに1~2ランクマイナス補正がかかる。 また、ダウン中の相手の顔を踵で踏みつけるなど、残酷な攻撃方法を一切ためらうことがない。 【宝具】 『戦友の影(フレンドシャドウ)』 ランク:E 種別:対人宝具 レンジ:なし 最大補足:なし 通常久我重明は宝具を持たないが、 マスターである姉帯豊音の「友引」の能力が混ざった結果この宝具が発現。 周りにマスター以外の味方がおらず孤立無援な場合のみ、 久我重明が知る歴戦のファイターの影を召喚する。久我と仲が良いほど再現度が高い。 【weapon】 己の培った肉体と技が彼の武器である。 【人物背景】 闇の空手家、久我重明。 必要なプロフィールはすでに見せた。これ以上は見せぬ。 原作は獅子の門という小説で漫画ではゲストキャラ。対戦格ゲーでは中堅上位キャラ。 「餓狼伝(板垣版)」9巻~10巻にてチャラ男と戦った。妙に格がある。 20の動きから3だけ引いて寸勁が使えたり、寸止めの神山さんと仲が良かったり。 【サーヴァントとしての願い】 特になし? 豊音が強く力を求めたので黒ずくめ繋がりでやってきた。 黒ずくめフェチなのかもしれない。 【基本戦術、方針、運用法】 典型的な肉弾系アサシン。たぶん正しく奇襲するのがベター。 今回みたいな待ちの戦術は危険なのであまりやるべきではない。 おそらく今回は、追い込みの美学の効果を試したのだろう。 戦友召喚はグレート巽か神山さんあたりが再現度高くて強い、と思う。 【マスター】 姉帯豊音@咲-saki- 【参加方法】 不明。巻き込まれたのかもしれない。 【マスターとしての願い】 勝ち抜いてみんなの所(宮守)に帰る。 有名人がいたらサインをもらう。倒した人にもサインをもらう。 【weapon】 なし 【能力・技能】 麻雀スキル。六耀にちなんだ能力を持ち、 そのうち「先負」「友引」の能力はサーヴァントにも反映された。 【人物背景】 身長197cmを誇る岩手・宮守女子の雀士。黒の帽子、黒の制服、黒髪に赤目、 吸血鬼か何かと思われる見た目だが私服まで黒いわけではないし人間。 間延びした声でミーハーなことをかわいらしく喋る。サイン厨でもある。 麻雀能力を使うときに明らかに魔術的な黒オーラが出ている。 残念ながら、六耀能力の他4つはまだ詳細不明。 【方針】 とりあえずファミレスからは離れる。久我さんが格闘技教えたら強そう。
https://w.atwiki.jp/talesofdic/pages/11303.html
アサシンバグ(あさしんばぐ) 登場作品 + 目次 ファンタジア(SFC) ファンタジア(GBA) 関連リンク関連種ファンタジア(SFC・GBA) ネタ ファンタジア(SFC) HP 5580 TP 0 攻撃力 825 防御力 50 EXP 4000 ガルド 9000 アイテム - 出現場所 未来トレントの森未来忍者の里周辺の森 防御属性 無 地 水 火 風 雷 光 耐性率 - - - - - - - 行動内容 斜め下に針を飛ばして攻撃する。 斜め下に針を連射して攻撃する。 総評 蜂型のモンスター。G・ビー系最上位種で紫色のオリジナルカラー。 未来のトレントの森や忍者の里周辺の森によく集団で出現する。 攻撃間隔がかなり短くなり、新たに針を連射する攻撃が追加された。 クレスで相手をしようとするとよく針で叩き落されて邪魔されるので術で応戦するといい。 ステータス自体は大したことないので倒すのは容易。 蜂の癖に金持ちで1匹につき9000ガルドも持っている上に4匹の集団で出現することがあるため倒し得なモンスターである。 G・ビー系の中で唯一、PS版で続投できなかった・・・ ▲ ファンタジア(GBA) No. Lv HP 5580 TP 攻撃力 413 防御力 131 敏捷 1000 攻撃属性 物 EXP ガルド 落とすアイテム - 盗めるアイテム - 出現場所 - 防御属性 無 地 水 火 風 雷 光 闇 物 耐性率 - - - 弱 - - - - - 行動内容 斜め下に針を飛ばして攻撃する。麻痺の追加効果。 総評 SFC版からカラーがオレンジ色に変更。 行動パターンがPS版のクィーンビーのものになったため麻痺攻撃を使うようになり厄介さが増した。 相変わらず金持ちなので稼ぐ際は麻痺対策をしておこう。 ▲ 関連リンク 関連種 ファンタジア(SFC・GBA) G・ビー ホーネット G・ワスプ ▲ ネタ 名前は英語で「暗殺者虫」という意味。 アサシン(英:assassin)=暗殺者、暗殺断、刺客 バグ(英:bug)=虫 ▲
https://w.atwiki.jp/jojofate/pages/79.html
ここは吉良邸宅。 見れば庭で体操をしている時代錯誤な服装の眉目秀麗な男が一人。 彼を知らない者が見れば、彼を役者か何かと勘違いしてしまうだろう。 しかし、彼は普通の人間ではない。 「ん~今日はいい天気でござるな」 彼の名は佐々木小次郎。膨大な魔力を持つ主婦によって召喚されたアサシンのサーヴァントである。 「アサシン! アサシン! いないの!」 キャスターが自分を呼ぶ声が聞こえる。 「庭でござるよ」 アサシンは答えた。 「おはようでござる。キャスター殿。何か用であろうか?」 「私がさっき考えたギャグを聞きなさい」 「またTVの影響でござるか? 大体ですね、キャスター殿には聖杯戦争を勝ち抜くやる気が見ら」 キャスターの体に刻印された令呪が赤く光る。 「聞きなさい」 「聞きましょう」 あれ? 拙者は今なんて言おうとしたんだっけ…… 「いい? 一度しか言わないからよく聞きなさいよ。 アサシンが朝死んだ」 「……」 「つーギャグ…どう?」 キャスターが真剣な眼差しで見つめてくる。 ここは笑った方がいいのであろうな…… 「……ん~~!! なかなか愉快でござる。かなり大爆笑!」 「でしょ? 後でもっとジワっと来るのよ。気に入ったからってパクらないでよね」 盗むつもりなど毛頭ないが、この女狐の機嫌を損ねると、自分は消されてしまうので合わせる。 「ははは、それは残念至極でござる。後でアヌビスにも聞かせてやろうと思いましたのに」 「私も吉良様にご披露しようと思ったの。でもね、このギャグには一つだけ足りないものがあるのよ」 「一つだけ…? 何でござるか?」 嫌な予感がした。 「『リアリティ』よ。ギャグはリアリティこそがギャグに生命を吹き込むエネルギーであり リアリティこそがエンターテイメントなのよ」 「どこぞの漫画家と同じような事を言いますな……って何故呪文を唱えてうわなにをなされるやめ」 小次郎がそれ以上喋ることはもう無かった。 さよなら小次郎! また会う日まで! P.S その日、世界の時間が巻き戻った。
https://w.atwiki.jp/blazblue/pages/2057.html
ハクメンのバーサーカーカラーはFate/Zeroの方が近いかと思います -- (名無しさん) 2012-11-25 00 29 31 アマネの元ネタはUN-GOの因果では? -- (名無しさん) 2012-11-29 23 28 31 ミューはエヴァでは? -- (名無しさん) 2012-12-05 13 26 16 ライチの奴は大神のサクヤ姫じゃないのかな。何つながりかは知らないけど。 -- (名無しさん) 2012-12-21 23 16 15 見てみたけど、帯の赤色に当たる部分が見つからなくてちょっと惜しい感じがした -- (名無しさん) 2012-12-22 02 12 47 プラチナはまどかの方かと魔法少女もですが声優も繋がってますし -- (名無しさん) 2012-12-31 17 42 55 バレットのは鉄拳の飛鳥のほうが近いとおもうけど。 -- (名無しさん) 2013-01-07 22 39 42 髪の色が全然違わない? -- (名無しさん) 2013-01-14 03 36 08 イザヨイのセイバーはエクスカリバー繋がりでは -- (名無しさん) 2013-05-10 17 15 16 ライチはUN-GOの因果かと。 -- (名無しさん) 2013-05-11 20 17 00 アマネじゃなくて? -- (名無しさん) 2013-05-14 03 05 47 ライチとサクヤ(大神)はボインつながり -- (名無しさん) 2013-05-20 00 17 14 カグラは月下の剣士の御名方守矢かと -- (名無しさん) 2013-11-04 01 53 11 テルミは多分アサシンクリードのエツィオか?フード繋がり -- (名無しさん) 2013-12-03 17 49 25 イザヨイのセイバーはセイバーガンダムともかかってると思われ -- (名無しさん) 2013-12-13 04 03 06 テルミの13はアサシンクリード2の エツィオだよ。 -- (名無しさん) 2014-03-09 01 03 08 プラチナは挙げられてる二人よりもセラムンのちびうさの方が似てる気がする -- (名無しさん) 2014-05-04 11 19 30 ヴァルケンハインはデビルチルドレンのクール(ケルベロス)の方が色が近いような。犬繋がりで。 -- (名無しさん) 2014-05-23 13 52 34 ノエル、プラチナは プリキュアかと思ってた 魔法少女ってのはあってたけどさぁ ハザマはコート繋がりじゃなくて スパイ(諜報部)つながりだと思う -- (名無しさん) 2014-06-15 09 01 40 バング忍者繋がりでナルトゃない? -- (名無しさん) 2014-07-13 19 48 15 バングの髪の色が黒 ナルトにしてもオレンジ青って少年時代だから… 両方意識してる可能性もあるけど、DBって言われたほうが納得できるカラーかな -- (名無しさん) 2014-07-14 19 46 59 セリカは艦これの夕張、ミネルヴァは同じく艦これの五月雨じゃないかな? 中の人は別のキャラの声当ててるけど -- (名無しさん) 2014-10-28 16 33 23 ライチは大神のサクヤのねーちゃんだと思うなー。 -- (名無しさん) 2014-11-25 00 35 56 プラチナは声優繋がりだろ まどマギの主人公だよ -- (名無しさん) 2015-03-21 00 07 25 ちなみにブレイブルーcpの レイチェル=アルカードのカラーno03を選ぶと、 アイカツ!の藤堂ユリカ様のような色になるよ。 (もしもツインドリルの髪型にしたら完璧。)(笑) -- (名無しさん) 2015-04-17 20 09 25 イザヨイの必殺技の名前って8割がガンダムネタっていうのもな~{笑} 例・・ジャスティスフォライザー⇒ジャスティスガンダム -- (名無しさん) 2015-09-15 02 44 14